CBDの摂取後に運転をしても大丈夫?

CBDを摂取しても「ハイ」にならない

大麻の主要成分であるTHCを摂取すると、高揚感や陶酔感を生み出し、いわゆる「ハイ」な状態になります。このような状態で車を運転すると、注意力が散漫になったり、緊急時に誤った対応をしたりする危険性があるでしょう。しかし、CBDはマリファナなどと異なり精神活性作用を生み出すことはありません。そのため、車を運転しても悪影響を与えないと言われています。

CBDを摂取すると眠気が生じる可能性がある

CBDの成分がカンビナノイド受容体に届くと、筋肉がゆるみ、体がゆったりと落ち着いた状態になることで、睡眠の質が改善されます。そのため、CBDの使用によって眠気を引き起こす可能性があります。就寝前の使用であれば問題ないものの、運転前に摂取すると、運転に支障が出るかもしれません。また、眠気によって注意力が散漫になることで、交通事故を誘発するリスクも考えられます。そのため、これから運転をする方はCBDの使用は控えてください。

CBDを摂取すると副作用を伴うケースもある

CBDにはさまざまな効果が期待できる一方で、副作用を伴うケースもあり注意が必要です。眠気以外に伴う副作用として、「血圧の低下」「めまい」「立ちくらみ」「下痢」など、運転に支障がでるような副作用が生じてしまうかもしれません。これらの副作用は個人差があるものの、CBDを摂取したら運転は控えたほうが良いでしょう。THCのようにハイな状態になることはありませんが、車を運転する場合は、摂取後に時間を空けてからするようにしてください。